猫伴生活
人間の身勝手により捨てられた犬猫の新しい家族を探しています。

自らごはんを食べようとしたのは、保護した後の数回だけ
その後は、お皿を鼻先に近づけても嫌そうに
そっぽを向いてしまうのでシリンジでの強制給餌
寝相を変えるだけの動作でさえも、危なげでしんどそうで、
おしっこもうんちも寝た姿勢のまま
補液の効果は全く見られません
それでも、外に出たいと頭をグイグイ押し付けてきたり、
シリンジを近づけるとイヤッと前足ではねよける力の強さに
かすかな希望ももちました
どこかが痛いのか苦しいのか、それとも寂しいからなのか、
昼夜問わず数時間ごとに悲痛な泣き声。
撫でると泣き止み、安心したような表情を見せてくれ
時にゴロゴロと答えてくれることもありましたが、
衰弱は進んでいきました。
木曜日の夕方、強制給餌をしようと頭をもちあげると
重みがずっしり。力がまったくなくなっているのを見て
これ以上、嫌がることをするのはやめました
ただそばにいて、頭を撫で、下手な子守唄を唄い
話しかけているうちに、どんどんフネちゃんが愛しくなってきて
涙がとまりませんでした
9月2日11時、フネちゃん穏やかな最期でした
たった10日間しか一緒にいられなかったけれど、
フネちゃんは私たちの大事な家族
天国で、不安な思いをしないように棺に首輪もいれました。
フネちゃん、安らかに。ありがとう。
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