猫伴生活
人間の身勝手により捨てられた犬猫の新しい家族を探しています。
飼い主様より
「大切な子達です。必ず迎えに行きます。
震度6強の地震で自宅は崩壊、実家にいますが
そこも原発の問題でいつ避難することになるかわかりません。
傷害のある大きな犬も保護しておりますため、
避難となったとき簡単には動けません。
悩みましたが、勝手なお願いをきいて頂けます方が
いらっしゃいましたらどうか宜しくお願い致します。」
飼い主様へ
「2匹ともとても元気にしてます。これまで愛情いっぱいで
大事に育てられてきたことがよく分かる、人懐こくて
甘えん坊さんなとってもいい子たちですね。
飼い主様がお迎えにいらっしゃるまで、責任をもって
大事にお世話をしてまいりますので、
どうかご安心なさってください」
その時、私は品川区にある会社にいて
「あっ地震だ」「あれ、結構長いね」「やだ、大きいよ」
と、みんなで口々に言い合いながら机の下に避難
揺れがおさまったところで、ネットをみると
岩手県で震度7、千葉や茨城でも震度6と分かり、騒然
家族の無事を確かめようと、みな携帯や会社の固定電話で必死に連絡
その後、6階のオフィスから1階のアトリウムに避難指示が出て移動
ワンセグ携帯の子のまわりに集まり、刻々と伝えられる被災の様子に注視
その間も余震は続き、4階フロアーの配水管が破裂?で放水
JR私鉄各線運転見合わせで、身動きとれず会社待機の状態の中、
幸いなことに、チャリ通勤の私は17時半に退社
マンション7階にある自宅は、テレビが大揺れしたものの耐震マットのおかげで
無事、震度5強相当以上を感知してガスが自動遮断されただけで被害はなし
ちょうど昼寝中だったニャンズは押入れに避難、
私が帰ると、出てきたものの
みるくは情緒不安定な泣き声を繰り返し
ゴエモンは耳ぺったんこ、へっぴり腰のびっくり眼
一晩たった今も食欲は半分以下、警戒MAXの2匹に対し
レオンだけは、いつもどおりに「ご飯ちょーだいっ!」(笑)
さすがボス、なんとも頼もしい♪
3月11日14時46分 三陸沖を震源に国内観測史上最大のM8.8の地震発生。
震度6規模の余震、大津波の再来の危険、火災の発生、
福島原発緊急事態宣言と、今も被害はおさまらず
救助を求める方々が一刻も早く救出され、被害が収束に向かいますように