猫伴生活
人間の身勝手により捨てられた犬猫の新しい家族を探しています。
よもぎを保護した時のことを思い出しました。
キャリーの中にいい匂いのゴハンを入れて植え込み
にセットしようとしたら、先客が。もしや、飼い主と思っ
たら犬の散歩の女性でした。保護したい事情を話したら、
「捕まえましょう! この子は人からゴハンをもらえる
から大丈夫」と言い、植え込みの中にずんずんと入り、
キャリーのほうに追い込みました。近くにいたスーツ姿の
お兄さんも加わり、大捕物に。しかし、うまくはいかず、
「近くなので、出直します」と帰ろうとしたら、犬の散歩の
女性から「うまくいく」と励まされました。(内心はこんなに
大騒ぎになったから無理だろうと思ってました。)
こちらの植え込みに移って様子をうかがう子猫。知らんぷり
してキャリーを置く私たち。私の隣のカップルもじっとなりゆき
を見ないふりして見ています。十数分後、おそるおそるキャリー
に入る子猫。パタンと扉を閉めた瞬間、子猫は大騒ぎですが、
犬の散歩の女性はもちろん、カップルもその場に居合わせた
人たちは笑顔に。
家に着いて、ミャーミャー怯える子猫をケージに入れて「今は
怖いだろうけれど、これから幸せになろうね」と声をかけました。
あれから二ヶ月、よく食べ、よく寝て、よく遊び、大きくなりました。
よきご縁を待っています。
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