猫伴生活
人間の身勝手により捨てられた犬猫の新しい家族を探しています。
明日1月9日(土) 午後10時15分〜10時58分に、
NHK「追跡!AtoZ」で 里親詐欺犯の追跡ドキュメンタリーが放映されます。
この中で、熊本市動物愛護センターの取り組みが紹介されるようです。
以前このセンターのルポを偶然みて、感銘を受けました。
日本全国で年間31万頭もの犬猫が処分される中、同センターでは殺処分ゼロを目指して、職員の皆様がさまざまな対策をされ、年々確実に殺処分数を減らしてきています。
今では、熊本市愛護動物センターの取り組みは「熊本方式」と呼ばれ、各地の地方自治体から視察も来ているそうです。
熊本市動物愛護センターの職員さんの言葉
熊本市動物愛護センターが掲げる目標は「殺処分ゼロ」です。
この殺処分ゼロという目標~おそらく到達することはかなわない遠い夢なのかもしれませんが、
全職員がその達成に向けて夢を受け継ぎ、努力してまいりました。
旧来の殺処分のために造られた収容施設を、収容犬猫が清潔にストレスなく過ごすことがきるように様々な知恵を出し合って飼養管理を行なう職員。
処分のためにペットを持ち込む市民に対して、飼い主としての義務と責任について何時間も説得を試みる職員。
行政のパートナー団体として協働体制にある動物愛護推進協議会の推進員さんたち・ボランティアさんたちは深夜まで熱く討論を重ね、様々なイベント等に休日・夜間を問わず参加していただいております。
皆が同じ方向を見定め、互いのできること・力の及ばないことを理解しあい、協力することによって、現在の熊本市動物愛護センターがあります。
根拠法である「動物の愛護と管理に関する法律」の名が示すとおり、愛護と管理は表裏一体のものです。
殺処分は今後も続く現状でしょう。
この数を限りなくゼロに近づけるためには、ペットを捨てる・見捨てる飼い主さんたちの意識変革が不可欠です。
私たち今の社会を担っている大人は、命の重さ尊さを次の世代に伝えなくてはなりません。
人と動物とが共生できるまちづくり~それが私たち熊本市動物愛護センターのミッション(使命)です。
2008年11月7日
熊本市 動物愛護センター