猫伴生活
人間の身勝手により捨てられた犬猫の新しい家族を探しています。
みるくるみちゃんのことで電話をくださったOさんは、
実は飼い主様ではありません。
というのも、2匹はいわゆる飼い猫ではなかったのです。
2匹は、平成13年ある事情で飼えなくなった飼い主から
母猫・兄猫ともどもペットホテルに持ち込まれた子達でした。
そのホテルで働いていらしたOさんは4匹を見殺しにできず、
全責任をもつ形で長期預かりとしてホテルに迎え入れられたのです。
数年前に母猫のうーちゃん、昨年秋に兄猫のレモンちゃんは天国に
旅立ちましたが、2匹はOさんの深い愛情のもと幸せに暮らしていました。
そこに3.11震災
ホテルのまわりには、飼い主に置き去りにされた犬猫。
Oさんは必死になってその子達をホテルに保護。
水道もでない状況下、ポリタンクを抱え、なんとかこの子達の
飲み水だけでも確保しなくてはと奔走されたそうです。
Oさんは、ご自身も震災で大変な被害にあわれている上、
まだ中学生の娘さんがいらして、介護が必要なわんちゃん、
高齢のにゃんこちゃんなどをかかえていらっしゃる身でありながら、
被爆の危険を背負い、原発から20km圏内に取り残されている
犬猫の保護・給餌の活動にご尽力くださっています。
被災地では今もなお、寒さ飢えに耐えながら
必死に生きて助けを待っている子達が大勢います。
Oさんのように現地に入ることができなくても、
その方たちを後方支援することで、助かる命があります。
1匹でも多くの命を救うために、皆様の力を貸してください
犬猫救済の輪
にゃんこはうす